厨房機器購入の主流は中古機器?主流が中古となっている理由と機器の探し方

この記事では、中古の厨房機器購入が主流となっている理由を4つに分け、詳しく解説しています。また、中古厨房機器の探し方を5つ詳しく紹介しています。

一般的に厨房機器では「新品の機器より中古機器を買う」というのが主流となっています。恐らく多くの人は、中古を買うということに抵抗感を示すかと思います。しかし、中古機器購入が主流となっているのにも、それなりにわけがあります、そこで今回は「中古の厨房機器購入が主流となっている理由」と「中古厨房機器の探し方」について解説していきます。

中古の厨房機器購入が主流となっている理由

中古の厨房機器購入が主流となっている理由は主に
・店舗にかかる費用の削減につながるから
・閉業するリスクがあるから
・全国の買取業者から購入先を選択できるから
・リースより安価であるから
以上の4つです。順に解説していきます。

店舗にかかる費用の削減につながるから

飲食店開業には、多大な費用がかかることはよく知られています。その理由は
・物件を抑えるために費用がかかるから
・店舗の内装や外装などをいじる際に費用がかかるから
・設備投資に費用がかかるから
以上の3つです。特に費用がかかるのは内装などの変更と設備投資です。

なぜなら「営業が可能な状態の店を作るために必須の費用」であるからです。具体的な費用としては、60~80万円/坪程度かかると言われています。

この金額は内装工事費と設備費の目安であり、スケルトン(内装、設備、機器などが全く無い状態)の物件における価格です。そのため、もし仮に30坪程度の店を構えようとした場合、およそ2,000万円かかる計算となります。

運が良ければ居抜き物件で契約でき、設備や内装の譲り受け代金のみで済みますが、かなりのレアケースです。そのため、開業時にかかる設備費用だけでも抑える必要がでてくるわけです。特に厨房機器は新品が高額であるため、新品で見積もると数百万円~1,000万円を超えるケースもあります。

例えば「タテ型冷凍冷蔵庫(幅1200×奥行650×高さ1910mm)」の新品は、大手機器メーカーの定価で「1,247,400円」となっています。最安値でも「247,489円」となっていました。しかし、中古であれば「205,200円」のものもありました。

この差額は大きく、飲食店で取り返そうと思うと、何百食も売らなければなりません。そのため「42,289円」の差額も馬鹿にならず、中古機器の購入が主流となっているわけです。

閉業するリスクがあるから

飲食店は数も多く競争率が高いため、1年以内に閉業する店舗は非常に多いです。そのため、開業そうそうに新品の機器を購入していると、閉業してしまった場合には大きな負債が残ります。リスクヘッジを考えるのであれば中古機器の購入がおすすめです。

大手チェーン店でも、こうしたリスクを考えての中古機器購入が主流となっています。特に時代のあおりを受けやすい個人店の場合には、軌道に乗ってから新品の機器購入をするようにしましょう。

全国の買取業者から購入先を選択できるから

厨房機器専門の買取業者は全国的に存在するため、かなり広い選択肢の中から機器を選ぶことができます。そのため、同じ機器でも安価な機器に巡りあえることがあります。こうした掘り出し物が見つかるのも、中古機器が選ばれる理由の1つです。

また、近年ではネットが発達したため、サイト内にある写真などで見た目の確認ができ、機器の比較検討がしやすいのも主流となっている理由です。

リースより安価であるから

リースとは「厨房機器を業者から借りること」をさします。毎月支払いをする定期契約であるため、初期費用がなくとも新品の機器が利用できます。

これだけ聞くと「リースがお得なのでは?」と思うかもしれませんが、総額で見た場合にはほとんどのケースで新品購入の方が安いです。そのため、中古機器の購入が主流となっています。

また、リースは6年契約であることが多く、途中解約ができないケースも多いです。そのため、うまく使えないと「お得なのは最初だけ」といった状況になりますので、注意してください。

中古厨房機器の探し方

厨房機器の用意は主に
・新品の機器購入
・中古の機器購入
・リース契約
以上3つの方法から行われます。上記で述べた通り、中でも最も主流となっているのが中古の機器購入です。そのため、ここでは「中古厨房機器の探し方」について解説していきます。

中古厨房機器の探し方として主なものは
・ネットオークション
・リサイクル業者
・厨房機器専門業者
・フリマアプリ
・飲食店同士のコネクション
以上の5つです。順に解説していきます。

ネットオークション

中古厨房機器の探し方1つ目は、ネットオークションです。中古の厨房機器を探す方法として最も手軽な部類に入ります。

ネットオークションであれば、値下げ交渉が可能なうえ、状態の確認などもチャットで細かくできるため「機器の購入をあまり急いでいない」という方にはおすすめです。まれにではありますが、格安で売られているものもありますので「掘り出し物を探している」という方にもおすすめです。

デメリットは、出品数が少ないことと、売り手の売却希望価格が高くなりがちなところです。売却に急いでいる方であれば、値下げ交渉が可能なケースもありますが、少数派となりますので注意してください。

リサイクル業者

中古厨房機器の探し方2つ目は、リサイクル業者です。リサイクル業者の場合、厨房機器を取り扱っている業者が限られているため、選択肢が広すぎず比較検討が簡単にできます。また、リサイクル業者を使うのは少数派であるため、掘り出し物が見つかる可能性もあります。

デメリットは、取り扱っている機器の種類や、厨房機器を取り扱うリサイクル業者がそう多くないことです。そのため、良い意味でも悪い意味でも選択肢が狭くなっています。

厨房機器専門業者

中古厨房機器の探し方3つ目は、厨房機器専門業者です。中古厨房機器の探し方として紹介している中で、最もおすすめの方法です。専門の業者であれば、メンテナンスが行き届いているため、購入後すぐ使えトラブルも比較的少なく済みます。また、業者の数や機器の取り扱いも多いため、選択肢が広く「多くの業者の中で比較検討したい」という方にはおすすめです。

デメリットは、専門の業者であるため高い機器も一部存在することです。法外な価格というわけではありませんが、希少性の高いものや状態の良いものは当然高いため、検討時には注意してください。

フリマアプリ

中古厨房機器の探し方4つ目は、フリマアプリです。ネットオークションと同じく、紹介する方法の中では手軽に機器探しができる方法になります。フリマアプリでも、値下げ交渉やチャットでの状態確認が可能です。

デメリットは、ネットオークションと同様に出品数が少ないことと、売り手の売却希望価格が高くなりがちなところです。掘り出し物が見つかる可能性もありますが、値下げ交渉が可能なのは一部なので注意してください。

飲食店同士のコネクション

中古厨房機器の探し方5つ目は、飲食店同士のコネクションです。これは人脈のあるなしで左右されるため、あまりおすすめはできませんが、安く譲ってもらえる可能性もあります。コネクションがある方はぜひ試してみてください。

まとめ

「中古の厨房機器購入が主流となっている理由」と「中古厨房機器の探し方」については、お分かりいただけたでしょうか。中古といっても20万前後する高い買い物ですので、購入の際は充分に比較検討を行ってください。